有限会社アデッドバリュー

光触媒技術とは

光触媒の有機化合物の分解による効果
光触媒反応型複合酸化チタンコーティング剤は、この機能をより効率良く行えるよう。吸着物質との組み合わせ・分解の面積(成膜による表面積)の拡大を図るための工夫などにより建物の北側や影の部分、室内等における微弱な光エネルギー(蛍光灯)でもその効果を発揮することが可能です。

接着剤、塗料、防腐剤などの多くは使用後に悪臭を放ち、その悪臭がなかなか消えません。その臭いは化学製品独特のいやーな感じのもので、長く吸っていれば気持ち悪くなり倒れたりもします。なかには発ガン性物質を含むものもあり、はなはだ危険です。人体に悪影響をもたらすこれら化学製品の有害要素を除去するのが、この光触媒(光触媒反応型複合二酸化チタンコーティング剤)です。

シックハウス症候群とは、トルエン、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、キシレン、エチルベンゼン、スチレンなどの化学薬剤が原因で起こる、めまい・頭痛・倦怠感・湿疹、あるいはのどの痛みなど呼吸器疾患の総称です。原因は、住宅や事務所の新築・改築に用いられる新建材、家具、接着剤などから起こります。人体や動物にとってきわめて有害な薬剤であり、長い間に 生命をむしばみます。

光触媒はニオイを分解して脱臭の効果も発揮します。トイレ・汚物の臭い・タバコ臭・生ゴミ・腐敗臭・ペット臭・汗の臭い・体臭・加齢臭・化学薬品・溶剤の臭い …など様々な臭いの原因物質を分解して除去する効果があります。下のグラフは駅構内のトイレ及び市営公園のトイレにて実際に塗布施工を行い、臭いセンサーの数値を数量表示した物です。施工前はいずれも高い数値を示していますが、施工後は継続して低レベルを保ち、特に悪臭を感じることはありませんでした。

光触媒から発生する分解エネルギー(120Kcal/mol)は、温度に換算すると30.000℃に匹敵するとされており、この温度にて燃焼することにより生存可能な細菌・ウイルスは理論上皆無であります。また、この効果はカビ・コケなどの抑制にも効果が認められていますので、一般の住宅の風呂場や湿気の多い場所においても活用されております。

光触媒は親水性の効果により、 汚れを自然に流してくれる防汚効果を実現します。
下の図A.Bは、水滴を1滴ずつ落とし、真横から写したものです。光触媒を塗布した面では水滴が大きく広がり、面に対して馴染もうとする 親水化現象が起き、表面を浄化する効果が現れます。

光触媒の原材料に使われる二酸化チタン(Ti02)は食品添加物としても みとめられている、人体や環境に優しい物質です。

チタン(Ti)は「軽くて丈夫、耐腐食性」にすぐれていることから、航空機・宇宙開発・科学ブランドまた、ゴルフクラブや眼鏡、時計など身近な分野でも活躍しているチタンを、高温で処理することにより酸化させた二酸化チタン(Ti02)を利用します。この二酸化チタンを、特殊な結晶構造に揃え、^10nm(ナノメートル・1/1.000.000mmlに微粒化したもの)を使用する事により、光触媒としての反応があらわれます。また、チタンは科学的に非常に安定した物質であるために、人体にやさしく、骨折時における結合や、肌への金属アレルギーにもやさしく、二酸化チタンも食品添加物として人体への摂取が認められる物質です。(白いという物質から白色着色剤として、歯磨き粉・乳製品などに用いられています)

光触媒の原理は、藤嶋先生(現:東京大学名誉教授)が1967年 水と水素と酸素に分解する為の電極の研究から発見され、ノーベル賞の候補にも挙げられる 日本が世界に誇れる発明です。光触媒はこの原理を利用し、様々な物質にコーティングする事を可能にし、その効果を発揮させる為に開発された「エコ・コーティング」剤です。

1.:複合二酸化チタンを使用している為、 1回の塗布施工(1コート)にて基材を痛めることなくまた、 現場での配合・希釈は一切行わない一液タイプですので、安定した 塗布施工が可能であります。

2.:揮発性有機溶剤を使用しておりませんので、施工時における 臭害、汚染がありません。

3.:透明度が非常に高く、塗布施工による色差変化、光沢の変化を与えませんので,、塗布施工された部材の風合いを損なう事がありません。
※優れた材料の適切な塗布施工により確かな効果を発揮します。

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